古河市  すべり症の発症

すべり症のほとんどが分離と変性によるもの

 

健康な人の背骨は、横から見た場合に緩やかにS字カーブを描いているのが普通で、腰の部分だけで言うと緩やかな反りがあるのです。

しかし、すべり症を発症している方の背骨を同様に見てみると、腰の反りが少なくて腰の下の方で急激に反っています。

その状態は背骨がまっすぐ気味になっていて、腰の下の部分がグイッと曲がっていて、仙骨が前に傾き後ろにでてずれているのです。

この仙骨のずれが主な原因で、それにより仰向きでフローリングなど硬い所で寝た時に、尾骨があたる感じがするとか、仙骨があたっている感じがするという方が多いです。

その為、仙骨のずれを正常な状態に戻していかないと、腰の下部での急激な曲がりも解消されませんし、症状自体も改善されないのです。

ちなみに発症しやすい人(職業)は、介護士や歯科衛生士など中腰で仕事をしている人で、中腰になることでお尻が後ろに出てしますために仙骨も出てしまうのです。

 

すべり症は脊柱管狭窄症と同じような症状が見られて、例えば何分か歩くと足がしびれて歩けなくなるけど、腰を丸めて休憩するとまた回復して歩ける間欠性跛行があります。

また歩きにくさや足の痺れ、冷感・違和感といった歩行障害、立っていたり動いたり長時間歩いたりすることで、腰の痛みや足のしびれが強くなるといった症状も見られます。

こうしたことからも分かるように安静にしていると症状が出ないという特徴があることです。

しかし、症状が進行してしまうと安静にしている時でも痛みを感じることがあって、ここまで進むと酷い症状と考えられます。

それから馬尾神経が圧迫されてしまうと、排尿や排便に異常が出てくる膀胱直腸障害が起こることがありますし、股の付け根や会陰部の知覚障害が出てくることもあります。

このように馬尾神経の圧迫による膀胱直腸障害や会陰部障害が起こってきた場合には、手術による治療をする可能性が高くなります。

 

すべり症にはいくつかの種類があって、大きく分けて5つに分類することができます。

1つ目の種類は分離症から二次的に発症するもので、分離症の状態で腰にさらなる負担がかかったり、姿勢不良を続けたりすることでなってしまうものです。

中学生から高校生のスポーツをしている子供に比較的多くみられます。

2つ目は女性ホルモンが低下してくる40~50代の女性に多く見られるもので、老化などにより骨の変性が原因になって起こるものです。

3つ目は生まれつき背骨の後ろのでっぱりの椎弓部の発育が悪くて、骨と骨の連結が弱いことで起こる形成不全により発症するものです。

4つ目は大きなケガにより骨がずれて起こる外傷性です。

5つ目は悪性膿腫や感染などで骨破壊が起こり発症する病的なものもありますが、ほとんどが分離症から二次的に発症するものと骨の変性によるものです。

ちなみに、分離はほとんどが腰椎の5番に起こりますし、変性は腰椎の4番に起こることが多いです。

こうした内容を知識として知っておくと参考となり役立つと考えられます。

 

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