古河市 胸郭出口症候群

頑固な肩こりや首のこりを引き起こす胸郭出口症候群

 

胸郭出口というのは、鎖骨と第一肋骨の間に存在する狭い隙間で、体の左右にあって神経の束や血管が通っています。

ショルダーバッグがずり落ちやすい、首が長く見えるなどの特徴があるなで肩の人は、肩甲骨が下がりやすくてその周りにある肩の筋肉が引っ張られます。

その為、頑固な肩こりや首のこりが起こりやすいですし、神経や血管が引っ張られるので、腕のだるさやひじから手にかけて痛みやしびれが起こります。

こうした様々な症状を感じる場合は、胸郭出口症候群の可能性も考えられます。

症状が進行すると神経の障害で握力が低下して荷物を落としてしまったり、手がまひして細かい作業がしにくくなったりすることもあるので早期の対策が必要です。

 

発症する主な原因としては、大きく分けるとなで肩と筋緊張の2つが考えられます。

猫背や頭部前方偏位などの不良姿勢で鎖骨が下に押し下げられると、なで肩を強いられて起こりやすくなります。

またストレートネックになっていると、それと同時に背中は猫背になりやすく、顎を突き出した姿勢になることも発症しやすくなる要因です。

発症する方の約8割りはこのなで肩と言われていて、これは肩を支える筋力が減少していることが影響しています。

もうひとつは小胸筋を中心に胸の筋肉を鍛えている方は、筋緊張により胸郭出口が狭くなりやすいので発症しやすいです。

具体的には、格闘家のように顎を引き背中を丸くし低姿勢の状態でトレーニングをする人、同じ姿勢で腕を小刻みに動かす弦楽器などを弾く人です。

また、重い荷物などをいつも決まった側で持っている人も該当するので、このような人は特に注意が必要です。

 

胸郭出口症候群の対策ですが、なで肩によって起こる人の改善は、何といっても姿勢を注意したり、体操療法をしたりすると共に、日頃から体に負担をかけない工夫をすることです。

体に負担をかけない工夫としては、適度な休息や十分な睡眠をとるように心がけて疲労を溜めないことです。

その為にも、仕事中などに肩こりや腕のだるさを感じたら、休憩をとったり無理をしたりしないことです。

また体を温めて血行を促進することで筋肉の疲労回復や血管の圧迫による血流低下を改善できるので、ゆっくりと入浴することも良いです。

それから、重い荷物は腕が引っ張られて症状を悪化させるので、できる限り手で持たないようにしたり、左右の手で交互に持ったりするなどして肩に負担をかけないことです。

急性期は肩を安静にする必要がありますが、痛みが軽減した時には姿勢をよくする体操をすることも対策として有効です。

 

胸郭出口症候群の治療としては、比較的軽い場合なら先に触れたよい姿勢や運動療法などで改善することも少なくないので、焦って治療する必要はありません。

ただ腕や手のしびれや脱力などの症状が見られる場合は、整形外科を受診する必要があって、治療としては薬物療法が行われます。

また、神経ブロック注射や患部に超音波を当てたり、過度に緊張した筋肉をゆるめる運動をしたりする治療も行われます。

それから肩を引き上げる装具の着用なども治療としてありますが、効果が見られない時は手術も検討されます。

 

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