古河市 リスフラン靭帯損傷

リスフラン靭帯損傷は足首の捻挫と混同してしまうケースも多い

 

リスフラン関節というのは聞き慣れない名前ですが、足の甲の中心部にあって、指の骨の中足骨と立方骨・楔状骨を繋ぐアーチ状の構造をしている関節です。

関節自体が動くことはほとんどないのですが、着地時など足に体重の負荷がかかった時に、その衝撃を和らげるクッションの役割をしています。

その為、足を動かす上でとても重要な関節であって、もし障害を負うと構造に異変が起こって正常に衝撃を吸収できなくなります。

その中でも関節に過度の負荷がかかることで障害を起こして発症するのがリスフラン靭帯損傷です。

 

つま先立ちになって踏ん張った時などにより上から体重が大きな負荷となることが主な原因で、その代表的なものがランニングと言えます。

その他には、剣道やサッカーなど多くのアスリートに見られますし、重い物を持って移動する人やハイヒールを履く女性に見られることもあって、これが一つの特徴ともいえます。

リスフラン靭帯損傷の主な症状は、体重をかけた時に足の甲に痛みを感じることですが、それ以外にも腫れや圧痛も見られます。

また損傷の程度によっては、痛みで通常の歩行ができずに踵歩行になってしまうこともあります。

 

ただ体重をかけると痛みが増強するので、どこに痛みが生じているのか正確に判断することが難しいこともあります。

しかし第1楔状骨と第2中足骨を斜めに繋ぐ靭帯なので、その部分に圧痛が見られる時は発症している可能性が高いと考えられます。

またリスフラン靭帯の損傷の有無については、甲を真上からレントゲン撮影しただけでは、骨が重なり合っているのでリスフラン靭帯が見えなくて損傷の確認ができません。

その為、レントゲン撮影する場合には角度を変えるなど2方向から撮影して診断します。

このようにレントゲンで診断することが可能なケースが多いのですが、現在では3D-CTという3次元画像診断で、より正確に診断することが可能になっています。

 

リスフラン靭帯損傷の治療は基本的に保存治療が実施されます。

具体的には、離れてしまった第1・2中足骨を寄せた状態でギプスによる固定が行われて、損傷した靭帯の修復をします。

症状の程度で異なりますが、患部に体重がかからないように1ヶ月程度固定しながらリハビリを実施して、ギプス固定が解除されたら足への負担を軽減するための足底板を用いながら歩行練習を行います。

そして、少しずつ体重をかけられるようにしながら、徐々に筋力や柔軟性を回復させていって、一般的に競技へ復帰できるのは受傷後約2~3ヵ月程度必要になります。

ただ中足骨・楔状骨の骨折を併発していることもあって、その場合は治療日数がさらにかかることになります。

早期に診断・治療を行うことで経過も良好になるのですが、明確な受傷機転がないことから治療が遅れてしまう可能性が少なくありません。

また、類似した症状が見られることから足首の捻挫と混同してしまうケースも多くて、それにより軽視されがちなので注意する必要があります。

 

古河市 リスフラン靭帯損傷なら、「Dr.Style 古河店」にお任せください。